妊活力アップのための体づくり

もしかして…治療前のセルフチェック

妊娠を妨げるいろいろな問題

不妊治療をいきなり受けるのは不安だけど、やっぱり赤ちゃんは欲しいですよね。どうしてできないの?と悩む前に、原因を知っていれば、病院に行っても的確な質問ができます。こちらのページでは、赤ちゃんができない手がかりをつかむ、セルフチェック項目をまとめています。

セルフチェックで探る、どうして赤ちゃんができないの!?

ラブラブなのに、結婚して2年経つのに、一向に妊娠の気配がないと、不安になってしまいますよね。そろそろ不妊治療……。そう考える前に。セルフチェックで赤ちゃんを授からない手がかりを探ってみましょう。

【チェック項目】
✔夫婦生活のチェック
・定期的にセックスをしている
・赤ちゃんを望んでから1年以上経つ
✔身体のチェック
・月経周期が乱れがち
・35歳を過ぎている
✔病気のチェック
・婦人科系の病気がある(あるいは過去にかかった)
・性感染症に感染している(あるいは過去に感染した)
✔生活習慣のチェック
・睡眠不足が続いている
・好き嫌いや偏食など食生活が乱れがち
・食事を抜くことが多い
・無理なダイエットをしている(したことがある)
・ストレスを受けることが多い
・身体が冷えやすい

いくつチェックがつきましたか?チェックの数が多いほど、妊娠しにくい体質かもしれません。一度、医療機関などで相談してみましょう。

妊娠を妨げる身体のトラブル

避妊しないで定期的にセックスしていると、8割の人が1年以内で赤ちゃんを授かるそうです。不妊症の定義でも、妊活を初めてから1年以上経過すると、不妊症と診断されて不妊治療の対象になります。
女性は加齢ともにホルモンのバランスが悪くなり、35歳を過ぎると妊娠しにくい身体になります。さらに婦人科系のトラブルや月経周期の乱れなどがあると妊娠が難しくなり、不妊治療を要する可能性が高くなります。

妊娠を妨げる身体のトラブル

●卵子や卵巣のトラブル
・卵巣機能不全
卵子が未成熟になったり、成長しても排卵されない症状です。ストレスが原因で卵巣機能不全を引き起こすといわれています。

・PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)
卵巣の皮膚が硬いため、卵胞が成長できなくなる症状です。月経異常・小さい卵胞と男性ホルモンの分泌量が多い場合、PCOSと診断されます。

・黄体機能不全
排卵後、黄体ホルモンを分泌しますが、この分泌量が低下すると、子宮内で着床しにくくなったり、初期の流産を引き起こす原因になります。

●子宮と卵管のトラブル
子宮筋腫や卵管狭窄、卵管閉塞などの症状があると、妊娠しにくくなります。

・子宮筋腫
子宮筋腫は、子宮の筋肉がコブ状に大きくなったものです。良性ですが、妊娠の邪魔をする場合、摘出手術が必要になります。

・子宮ポリープ
子宮内膜がエストロゲンの影響を受けてできる良性のポリープです。妊娠の妨げになる場合は切除が必要になります。

・卵管狭窄
卵管が狭いため、排卵した卵子が通過できない症状です。軽い詰まりであれば治療が可能な場合があります。

・卵管閉塞
卵管が塞がっている状態で、子宮に近い部分であれば、治療が可能な場合があります。

排卵から着床までの妊娠のメカニズム

妊娠は卵子と精子が結びつくことで成り立ちます。そのプロセスには「排卵」「射精」「受精」「着床」の4つのステップがありますが、どこか1つに異常があるだけでも、妊娠は望めません。

STEP1.排卵までのプロセス
卵子は女性の卵巣で作られています。卵巣の中には成長途中の卵子がぎっしり詰まっています。その中で一番大きく成長した卵子を主席卵胞と呼びます。排卵になると、主席卵胞が破れて卵子が飛び出して卵管に送られます。

STEP2.射精までのプロセス
男性の精巣では80日のサイクルで、新しい精子が作られています。1日に作られる精子の数は1000万~1億個以上と大量です。射精すると精液と一緒に女性の膣から子宮頸管・子宮に入り、その中の極一部だけが卵管に到達します。

STEP3.射精までのプロセス
卵管に辿り着いた精子の数はごく僅か。さらに、たった一つの精子だけが卵子と結びついて受精して受精卵になります。受精卵は細胞分裂を繰り返して成長して子宮へと運ばれます。

STEP4.着床までのプロセス
子宮の内側にある子宮内膜は、排卵後に分泌される、黄体ホルモンの働きで、ふかふかの状態になっています。そこに成長した受精卵が入り込んで着床すると妊娠です。その後、子宮の中で成長していき、36~39週を経て、出産になります。