妊娠したい、赤ちゃんが欲しい方向け妊娠準備方法

婦人科検診にまつわる素朴なぎもん

受診のタイミングや費用の問題など、婦人科検診初心者が押さえておきたいポイント

妊活の第一歩ともいえるのが婦人科検診。検診では何をするの?保険はきく?生理中に受けても大丈夫?など、初めての検診では分からないことがたくさん。婦人科検診についての知っておきたい素朴な疑問に回答します!

初めての婦人科検診~お金についての疑問~

Q.婦人科検診の費用は健康保険が適用できるの?
A.不妊検査には、健康保険が適用されるものとそうでない検査とがあり、初診にかかる費用も検査内容や受診のタイミングなどによって様々。平均的には、初診料+各種検査で、5000円~10000円程度です。

Q.人工授精や体外受精でも健康保険が適用されるの?
A.基本的に不妊治療は保険適用外の自費診療になるため、治療にかかった費用は自己負担となります。特定不妊治療(体外受精、人工授精)には補助金制度があり、1回あたり15万円の補助金がおります。また、市町村によっては独自の補助金制度を実施している場合もありますので、人工授精などをする方は、利用するといいでしょう。

初めての婦人科検診~病院の選び方についての疑問~

Q.男性の医師は苦手なのだけれど大丈夫?
A.婦人科での検診はデリケートな内容を含むため、女性医師のみしか勤務していないという病院があります。また、女性医師を希望することを前もって伝えれば、診察する際に女性医師に診てもらえる病院もあります。

Q.産科と一緒だと周りの目が気になるのだけれど…?
A.「周りの目が気になって行きづらい…」と思っている方には、婦人科のみの病院や産科と婦人科が分かれている病院に行くことをおすすめします。産科と婦人科が一緒になってている病院では、突発的な分娩により、診察がスムーズに行かないことがあるため、産科と婦人科が分かれている病院へ診察に行く方が良いでしょう。

初めての婦人科検診~受診についての疑問~

Q.受診するタイミングはいつ?
A.基本的には、日ごろから生理トラブルを抱えていたり、性交経験がある方は何歳でも受診した方がいいと思われます。また、30歳を超えてからは、子宮内膜症などの病気が発症する確率が上がるため、すぐにでも検査を受けることがおすすめです。

Q.一人で受診してもいいの?
A.不妊の原因は、男女半々にあります。パートナーと一緒の受診がベストですが、婦人科に抵抗がある男性もいます。まずは女性一人で受診し、その結果を踏まえた上でパートナーと相談してもいいでしょう。

Q.基礎体温をつけていないけど大丈夫?
A.基礎体温表で身体のリズムが分るので、できれば持参した方がベストです。基礎体温は月経周期や黄体機能不全、排卵の有無などの参考になりますので、妊活を考えた時から、きちんとつけ始めるといいでしょう。

Q.生理期間だけど検診を受けても大丈夫?
A.月経周期に関係なく、いつからでも受けられます。検診では身体のリズムに合わせて検査を行ないます。

月経期 ホルモン検査や超音波検査
低温期 超音波検査、卵管系の検査
排卵期 尿中LH検査、頸管粘膜検査、フーナーテスト、超音波検査
高温期 黄体機能検査、子宮内膜組織診、超音波検査
排卵の時期以外 クラジミア抗体検査、精液検査

初めての婦人科検診~検査についての疑問~

Q.初診時には何をするの?
A.受診するクリニックや病院により、若干の差はありますが、一般的には、問診、視診、内診をします。また、クリニックによっては、血液検査や血圧測定などをスクリーニング検査を行なう場合もあります。血液検査では、B型肝炎C型肝炎などの感染症の有無や血液を調べます。2回目以降には、身体の周期に合わせて、超音波検査・血液検査・子宮頸がんの細胞診・クラミジアなどの感染症検査などの検査を行ないます。

Q.検査は何のために行うの?
A.検査は不妊の原因や妊娠の妨げになっていることを、知るためのものです。検査項目は多岐にわたり、身体のリズムに合わせて数回に分けて行います。

基礎体温 排卵の有無や排卵日、黄体機能を確認します。
ホルモン測定 卵胞刺激ホルモン、卵胞ホルモン、黄体ホルモンの分泌量を調べて、卵巣の機能や排卵状態などを調べます。
AMH
(抗ミュラー管ホルモン)
卵巣機能の予備力を調べます。
子宮頚管因子検査
(フーナー試験)
排卵日前後に性交し、子宮頸管の粘液の中にいる精子の状態を調べます。
子宮卵管造影法(HSG) 卵管の状態を確認します。
超音波検査 不妊検査に欠かせない検査の一つで、子宮、卵巣、卵管の状態をリアルタイムで把握します。
頸管粘液検査 頸管粘液(おりもの)を採取し、排卵日の予測をします。
クラミジア検査 自覚症状がないため、意外と重要な検査の一つです。血液を採取して調べたり、子宮頸管内の分泌液を調べたりします。
精液検査 男性にも不妊の原因がある可能性があるため、精子の状態を確認し、異常がないか調べます。